心が疲れたときって、いままで「好き」「楽しい」「ワクワク」した全てのことが全然、まったく楽しくなくなります。
仕事ができなくなって、正社員を退職。
定期預金を解約して生活をしていました。
「ゆっくり休むことが大事」という言葉をメンタル回復方法としてさまざまな媒体で目にしました。
しかし、「休む」がわからない。
休むって何するんだっけ。
考えも全然わかんない。
しまいには、Googleで「休むとは」「休む 何する」という検索をする始末。

いま思い返すと、おいおいおいおいっ、ていう事案ですが、当時は大真面目。
早く回復しないと、働かないと、という必死さゆえの検索クエリです。

なにをやっても楽しくなかったんですけど、美しい自然の風景、夕焼けや咲き誇る桜を見たとき、感動して涙が出たんです。
そのときに「あぁ 私にはまだ感動するという心が残ってる」って思ったのを覚えています。
恥ずかしいですけど、声に出して「いま何食べたい?」「いま何したい?」って自分に問いかけることををしていったら、すこしずつ自分の心に素直に行動することができるようになっていきました。
え、自分の心に素直に行動できないの?って思われそうですが、何がしたいか、何が食べたいかさえ浮かばないんです。
そうやって、自分の心に素直になることで、ほんとに少しずつ行動できるようになっていって、働くということもできるようになりました。
心が疲れたら、自分の心に問いかけてあげてほしい。
「いま何をしたい?」「どこに行きたい?」「何を食べたい?」
自分の心に素直に。
物心がつく前の子どもの頃は当たり前に持っていた素直さを、大人になっても失わないようにしたい。
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